70周年記念式典


これからも神戸を支えて

兵庫県知事 井戸敏三

お祝いの言葉

 神戸市婦人団体協議会は地域活動のモデルになっています。式典の前に神戸市歌が流れていましたが、神戸市混声合唱団を応援するなど、生活と生活に必要な文化を支えて来られました。コロナ禍で手作りマスクを子どもたちに配布する活動も、地域の中で求められていることは何か、ということを常に実行される行動力の現れだと思います。 

 年に1回、県との「さわやかフォーラム」の意見交換会では非常に活発な意見をいただいています。まさに神戸を支えている婦人団体協議会の役割をこれからも続けていただきたいです。

「神戸っ子らしいまち作る みんなして生活の連立 地域から支える」。神戸っ子は神戸市民のことです。

 神戸市婦人団体協議会が新たな一歩を踏み出し、これからも神戸のまちの生活を支え続けていただきますよう、心からお願いいたします。



献身的な努力に感謝

神戸市長 久元喜造

お祝いの言葉

 神戸市婦人団体協議会が設立された昭和25年はまだ戦争の傷跡が残る時代、その頃から全国的にも先駆けた活動をされていたことが歴史に残っています。

 神戸市債を引き受けて広めていただいたこと、消費者運動も歴史的にリードされたこと、非常に素晴らしい活動を展開された協議会の歴史は、神戸市とともにあると言えるかもしれません。そして、阪神・淡路大震災の時には皆さまに支えていただき、神戸は見事に復興いたしました。

市政懇談会では地域で起こっている課題を直接教えていただき、具体的な提言をいただいており、私も楽しみにしています。

 山本会長が言われた昔とは違う地域社会、家族の中でどうやって顔の見える地域社会を作るのか、玉田会長が言われた絆というものをどうやって作っていくのか、皆さまが献身的に努力されていることにつきましても心より感謝いたします。



地域を支える存在でありたい

神戸市婦人団体協議会

山本孝子会長

 

 神戸市婦人団体協議会は昭和25年に設立され、令和2年度に70周年を迎え、本来であればお世話になった皆さまと共に、この10年に想いをはせ、次の10年への希望を語り、晴れやかに喜び合う時となるはずでした。

 地域活動にも自粛が求められる中、玉田前会長のもと、不安の中で孤立する地域の方のため、みんなで出来る事を出来る限り取り組んでまいりました。

70周年記念式典は、次の10年に向けて婦人会が結束して進んでいくための、大切な節目であり、感染症対策のため規模は小さくなりましたが無事開催することができ、心よりうれしく思います。

 私たちはこれからも誰一人取り残されることのないよう、地域社会を支える存在であり続けるため、前に進んでまいります。


人を愛して 神戸を愛して

神戸市婦人団体協議会設立70周年記念式典